耳鳴りがする・耳が詰まる

耳鳴りには、本人にしか聞こえない自覚的耳鳴りと、外部から聴取可能な他覚的耳鳴りがあります。
原因として、各種中耳炎・突発性難聴・老人性難聴・自律神経失調症・メニエール病なども考えられます。また、現代では長時間のデスクワークによる肩こりで首周辺の血行が悪くなっているために発症したり、ストレスや疲労からも発症していると考えられます。仕事・育児で疲れがたまっている30歳代、さらに介護問題でも頭を悩ます40~50歳代。ストレス・疲労がたまっていませんか?日常的に耳鳴りが発生する場合には、その不快感から不眠やうつ状態などを引き起こすこともあり、さらに治療が遅れると難聴を伴うことが多いため、耳鼻咽喉科での早期治療が必要になります。
当院は平日受付18:15まで(初診および検査や注射の方の受付は17:00まで)、土曜日も13:00まで(初診および検査や注射の方は12:00まで)診療していますので、仕事・育児でお忙しい方にもお越しいただけます。
耳鳴り治療器の種類
1)耳鳴り治療器

2)耳鳴り治療器+補聴器

当院での治療の流れ
1:診察
- どんな耳鳴りですか?「ピーピー」「ドクンドクン」「ボー」「ガサガサ」など・・・
- いつから、1日に何回発生しますか?
- 左右どちらが耳鳴りしますか?
- 中耳炎(急性・滲出性)になっていませんか?
- 怖い病気である真珠腫ではないですか?
- 副鼻腔炎や鼻のおでき(良性・悪性)はありませんか?
- 耳鳴り以外に、耳の聞こえが悪かったり詰まった感じはありませんか?
2:聴力検査・耳鳴検査
左右どちらの耳がどの程度に調子が悪いのか、聴こえが悪くなっていないかの早期発見をします。
※当院には、車いすでもそのまま入れる大型の聴力検査室がございます。
※5~6歳のお子様から検査できます。
3:診察【検査結果報告】
- 検査結果はすぐに出ます
- 耳鳴りの原因は何か、どんな治療が必要なのか、医師より詳しい説明がございます
4:治療
- 内視鏡で鼻・耳の状態を調べ、原因となっている部位(鼻・耳管・中耳・内耳など)の治療をいたします
- 鼻・喉に炎症がある場合は薬を塗ります
- ネブライザーによる鼻・喉への直接的治療
5:投薬及び注射
結果により、投薬または重度の場合には注射・点滴を行います。
6:通院
難聴に移行しないためにも早期治療がとても重要です。
症状の度合いによりお出しする薬が随時変更されますので、症状が落ち着くまで通院をおすすめいたします。