あきる野、青梅、羽村、福生の耳、鼻、のどの治療は奥野医院

手汗相談外来

手汗相談外来
(原発性手掌多汗症治療)

アポハイドローションは2023年6月に日本で初めて承認された、保険処方できる原発性手掌多汗症(手汗)の治療に対する外用薬(塗り薬)です。当院では2023年7月より、処方(保険適用)がスタートしました。

今まで誰にも言えず我慢するしかなかった手汗を、治療する時代が来ました!
一人で悩まずにお気軽にご相談ください。

1日1回、就寝前に適量を両手掌全体に塗布する、ご自宅でできるとても簡単な治療です。

対象 12歳以上の原発性手掌多汗症の方

 

原発性手掌多汗症とは、特に病気などの明らかな原因がないにもかかわらず、手のひら(手掌)に日常生活に支障をきたすほど、たくさんの汗が出てしまう状態です。

手の多汗症状が6カ月以上続き、以下の6症状のうち2項目以上当てはまる場合、「原発性手掌多汗症」と診断されます。

原発性手掌多汗症の診断基準
  • 最初に手の多汗症状が出たのが25歳以下
  • 左右の手のひらに汗をかく
  • 睡眠中は発汗が止まっている
  • 1週間に1回以上、手の多汗症状がみられる
  • 家族に同じ症状の方がいる
  • 手汗のために日常生活に支障をきたしている

 

主な治療方法として、塗り薬、注射薬、抗コリン経口薬、イオントフォレーシス、手術などがあります。

原発性手掌多汗症の主な治療法

※当院では塗り薬アポハイド®ローション20%治療のみ行っております。

治療の種類 特徴
塗り薬 アポハイド®ローション20% 手のひらに塗るお薬です。
発汗を促す物質をブロックします。
塩化アルミニウム外用薬 手のひらに塗るお薬です。
汗の出口を塞ぎます。
注射薬 ボツリヌス毒素局注療法 手のひらに注射するお薬です。
複数カ所、注射をします。
発汗を促す物質をブロックします。
抗コリン経口薬 飲むお薬です。
発汗を促す物質をブロックします。
イオントフォレーシス 手のひらを水中、または濡れた布の上に置いて行います。
水中で発生させた水素イオンが汗の出口を小さくします。
手術 発汗に関わっている神経の節を切除または焼灼します。
アポハイド® ローション20%は、発刊の指令をブロックします。

アポハイド® ローション20%は手のひらの皮膚から吸収され、皮膚の下にある交感神経から出される発汗を促す物質をブロックすることで、過剰な発汗を抑えることが期待されます。

1日1回就寝前に、以下の手順で手のひらに塗布します。お薬を塗った後は、起床後まで手を洗わないようにしてください。
使用上の注意

 

費用 当院での初診料または再診料等の他、薬局での薬剤約800円 約1週間分程度です。※3割負担の場合
(※手汗治療のみの場合)
令和6年5月までは、一度に2本まで処方可能。
予約 通常診療内に処方可能ですが、必ずWEB予約をしてからご来院ください。
>>WEB予約はこちら
  web予約・混雑状況
予約なしでも受診できます
  お問い合わせ  
pagetop
pagetop